ソフトウェア無線機(SDR無線機)
ソフトウェア無線機(SDR無線機)詳細
ソフトウェア無線機って何?
「ソフトウェア無線機」は、「SDR(Software Defined Radio)」とも呼ばれています。
ソフトウェア無線機は、FPGAという集積回路やセンサーなどのデジタル技術が発達して生まれた新しい無線機です。
アンテナに直結したセンサーが電波をダイレクトに取得してデジタル化し、FPGAはデジタル化された信号を様々な計算で解析して信号を受信処理します。
逆にFPGAから電波をシンセサイザーで合成して送信することもでき、電波も信号も自由自在に扱える無線技術です。
メリット、使い道
SDR技術で無線回路をソフトウェア化することで・・・
・新機能を追加
→ 現行のシステムに新しい役割を付与
・現行システムの保守
→ 今は作れない古い無線機を再現
将来的には・・・
現行のシステムに防災無線機能を持たせるなど、別種の無線システムを一体化し全く新しいシステムに一新!
SDR無線機はデジタル技術の粋ではありますが、アナログの無線回路こそが性能の限界を決定します。
当社が長年に渡り積み上げた無線機開発の経験に最新のデジタル技術を融合し、より良く、より新しい、無線機ならではのシステムをご提供していきます。
採用例
SDR無線機がバスロケーションシステムで採用され、無線機器の大幅な小型化に貢献しております。
従来機では、受信するチャンネルの数だけ受信回路が必要だったため受信機が大型化してしまい、更に送信機も含めると、無線機器だけで相当な場所をとってしまっていました。
今回、SDR無線機で置き換えることで、受信機(16チャンネル)と、送信機を一つにまとめることができ、小型化、低価格化を実現しました。
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